こんちには、黒川あさひです。
2017年8月に受験した「登録販売者試験」に合格することができました!
8月に受験した登録販売者の試験に合格しました。 pic.twitter.com/Jjks4d8ORs
— 黒川あさひ (@krkw_asahi) 2017年10月7日
今後、登録販売者の試験を受ける方の参考になればと思い(+自分の記録用に)、
簡単に試験当日の話などを書いていきたいと思います。
勉強法については、こちらの記事に詳しく書いていますので、よかったら読んでみてください!
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目次
【登録販売者】とは?試験内容は?
▼資格試験の通信教育で有名なユーキャンのホームページに記載されています。
登録販売者とは、
ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)
の販売ができる医薬品販売専門資格です。
以前は、薬剤師が全ての一般医薬品の販売をしていましたが、2009年の薬事法の改正により、 第二種、第三種医薬品の販売ができる専門資格として、登録販売者ができました。
これによって、ドラックストアなどの薬剤師さんの負担が減るわけです。
そして、2015年に受験資格が変更になり、ドラッグストアでの実務経験がない人でも受験することが可能になりました。
▼資格試験の概要はこちら
試験の特徴について簡潔に書くと以下のとおりです。
・形式は択一式のみ(マークシート方式)
・合格ラインは、70%以上(84点/120満点)
※各章で35%に満たない章がある場合は不合格になるので注意!!
(この35%という数字は各都道府県によって違うみたいですが、だいたい35~40%だそうです)
・全国どこでも受験が可能(複数の都道府県を受けてもOK)
2021年現在、コロナの影響で都道府県をまたいでの受験はできません。
詳しくは、お住まいの都道府県のホームページで確認してください。
【登録販売者】の試験を受けようと思った経緯
まず、簡単にですが、「登録販売者試験」を受験しようと思った経緯を書いていきたいと思います。
私は現在ドラッグストアで働いているわけではありません。
ただ、今後もし転職することになったときに、少しでも選択肢を増やしたいと思ったのが一番の理由です。
現在は、病院である資格職をしていますが、正直に言って、他の医療職と比べると求人は少ないです。
おまけに田舎なので、無理なく通える職場となるとなかなかないんですよね。
学校に通い頑張って勉強して取った資格ですが、「絶対に今の資格を生かして働かないと!」とは思っていません。
そうやって無理に探しても、なかなか見つからなかったり、働きにくいところに入ってしまったりしたら意味ないですし…。
そのときに少しでも多く選択肢があったらいいなと思ったのです。
あとは、医療系の資格を取ったときに医学系の勉強をしていたので、ちょっとは生かせるかなと。
試験の項目に『人体の働きと医薬品』というのがあるのですが、これは医学の知識が問われる問題です。
もう一つ、最近子どもが産まれたので、今後子どもに医薬品を使うときに少しでも知識があったら役立つかなという思いもありました。
願書の受付期間が過ぎている!?結局、他県で受験することに
そんなわけで、登録販売者試験を受験すると決めたのが6月中旬。
さっそく、試験日を確認しました。
平成29年度の登録販売者試験の試験日
なんと、自分が住んでいる京都府では願書の受付期限が過ぎていたのです!
しかし、隣の滋賀県ではまだ大丈夫だったので、滋賀県で受験することを決めました。
県外とはいえ、一時間半ほどで着くので当日のスケジュールは問題なかったのですが…。
交通費を考えると、できるだけ近いところで受けたほうがよかったなと思いました。
ちなみに、先ほど書いたように、試験日が異なる都道府県では複数受験することが可能です(もちろん受験料はそれぞれ必要ですが)。
2021年現在は、コロナの影響で都道府県をまたいでの受験は禁止となりました。
詳しくは、ご自身の住んでいる都道府県のホームページで確認してください。
例えば2017年度に関西地区で受験するのであれば、
8/20 福井県・滋賀県・京都府・兵庫県・和歌山県
8/29 奈良県
9/7 大阪府
の最大三回受けることができます。
会場に持って行ったもの・試験当日の流れ
試験会場に持って行ったもの
・受験票
・マークシート用鉛筆(2本)
・腕時計
・上着(パーカー)
・昼食(会場の最寄り駅で調達)
・小説本(帰りの電車内で読む)
・スマホ、財布、ICOCAなど
ここから、ざっくりと試験当日のお話をさせていただきます。
8時には家を出るので、それまでに息子を起こしてミルクをあげるというミッションがありました。
自分の朝ごはんと化粧もそこそこに、かなりバタバタしながら家を飛び出すことに。(あとは旦那に任せた!)
電車ではスマホで問題を解きながら、なんとか試験会場の最寄りの駅へ。
ここから会場の大学までバスに乗ります。日曜日でしたが、臨時のバスが出ていたのでスムーズに乗れました。
ちなみに、バスに乗る前にコンビニで昼食のパンを購入。
日曜日は大学の売店や学食も閉まっている可能性が高く、大学の近くにはお店やコンビニがなかったので、できれば早いうちにお昼ご飯を調達しておいたほうがいいと思います。
教室に入ったのは結構ギリギリで、ほとんどの受験生が座っていました。
すぐに試験管の方たちが入ってきて、試験の説明が始まりました。
試験時間は、午前・午後ともに2時間(120分)ずつ。
1時間経ったところで退出OK。
終了時間10分前になったら退出不可ということでした。
問題用紙とマークシートが配られて、10時に試験開始。
1時間を過ぎると、退出する人たちがちらほら見られました。
私は問題は解き終えていたけど、退出するかどうか迷っていました。
というのは、退出しても別の教室で待機というわけでなく、みんな教室を出たところの廊下で待っているんですよね。別教室で受けている知り合いと合流してしゃべってたり…誰かが教室から出ていくたびに廊下からガヤガヤとした声が聞こえます。
あんなところじゃ、午後の勉強をしようにも集中できない!!
と判断した私は、教室に残ることに決めました。
午前の試験が終わったのが12時。そこから、マークシートが全員分そろっているかどうかの確認作業が始まります。
これが結構長い…結局自由になれたのは、12時10分を過ぎていました。
そこから、買ったパンを食べながら、またスマホで問題を解くことに。
とはいえ、トイレに行ったりしていると、あっという間に休憩時間は過ぎていきました。
やっぱり退出するべきだったかも…とちょっと後悔。
午後の試験は13時から始まりました。
午後も1時間後から退出可能でしたが、早く帰りたいのか午前よりも退出する人が多かったです。
私も退出しようかと思いましたが、結局タイミングを逃してそのまま残ることに。
帰りのバスが混むかどうか不安でしたが、運よく座ることができて一安心。
駅に着いてからもスムーズに帰宅することができました。
【Youtube】に動画を投稿しています
実際に「登録販売者試験」を受けてみての感想
っていう単語がちらほらありました。
「過去問だけしてんるようじゃまだまだ甘いな」っていう出題者の声が聞こえてきそうでした…。
他の受験者も試験が終わった後にざわついてましたね。
しかし、そういう問題に惑わされずに、解けるところは落とさないように慎重に解いたので、凡ミスは防げたかなと思いました。
とはいえ、不安は不安。
家で過去問を解いていたときのような達成感みたいなものはありませんでした。
自宅に戻って自己採点 結果は…?
▼自己採点はこちらのホームページの解答速報でおこないました。
LINK
※正式な解答ではないので、あくまで自己採点のときの参考にしてください。
気になる結果ですが、
一章:医薬品に共通する特性と基本的な知識 18/20点 二章: 主な医薬品とその作用 35/40点 三章:人体の働きと医薬品 15/20点 四章:薬事に関する法規と制度 18/20点 五章:医薬品の適正使用と安全対策 16/20点 合計:102/120点(85%)
合格ラインは70%なので、合格!
どっと力が抜けました。
目標としていた100点を超えることができたので、まあよかったかなと思いました。
2ヶ月の勉強なのでこんなもんかな。個人的には満足です。
試験日から約2か月後の10月に合格発表
試験日が8/20、合格発表は10/6でした(結構遅い…)。
10時から都道府県のホームページから見られます。
ここに、受験者と合格率も一緒に載っています。
私が受験した滋賀県は、合格率が41.6%でした。
京都だと50%超えていたので、他の都道府県に比べて低めだったみたいです。
自分の受験番号が載っていたことを確認し、ようやく実感がわいてきました。
その翌日に、合格通知書が送られてきました。
登録販売者試験の勉強法については別記事に
2ヶ月という短い間でしたが、中だるみすることなくいい感じで合格まで持っていけたので結果としては満足です。
あのとき、6月に決断してよかったー!と思いました(笑)
勉強法についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、よかったら読んでみてください!
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