こんにちは、黒川あさひです。
この記事では、2024年12月2日に発売された、
登録販売者試験対策YouTuberとして超有名な《きくりんさん》が書かれたテキストの紹介です。
それがこちらの【「得点しやすい薬」から覚える 登録販売者 医薬品虎の巻】です!

きくりんさんご本人からテキストをご恵贈いただきました
本当にありがとうございました!
もしかしたら、もう既にお手に取っている方もいらっしゃるのかもしれませんが、
まだ購入していない方のために、テキストのおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
この記事を書いているのが12月末なのですが、この時期になると
「来年度に向けて勉強を始めようかな」と考える方が増えてきています。
私の公式LINEからも
「来年度の試験に向けて勉強を始めたいけど、何から始めたらいいのかわかりません」
という相談をよくいただきます。
きくりんさんのテキストは、まさに来年度の試験に向けて勉強を始めようと思っている方におすすめです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
きくりんさんのテキストの概要
テキストの概要については、きくりんさんが投稿されたテキストの紹介動画内でお話しされていますので、そちらを見ていただけたらと思います。
この記事では私の個人的な感想も含めて、
また、登録販売者試験のことをあまり知らない方でもわかるようにテキストの概要をお話ししていきます。
まず、こちらのテキストは登録販売者試験の3章に特化したテキストです。
3章と言ってもピンとこない方のために簡単に説明をさせていただくと…
登録販売者試験は1章から5章までの5つの章で構成されています。
3章は「主な医薬品とその作用」という分野で、医薬品の成分名や効果などが出題されます。
登録販売者試験で問われる内容の中でも最も重要な部分であり、
さらに、暗記量が多く試験問題としても難易度の高い部分でもあります。
しかも、問題数はなんと全体の3分の1(全120問中の40問)を占めているんです。
以上のことから、3章でしっかりと得点できるかが合否の分かれ道と言っても過言ではありません。
3章の内容は、手引きを元に書かれた市販のテキストを読むだけではなかなか覚えることができません。
補足
「手引き」というのは、厚生労働省から公開されている「登録販売者試験問題作成に関する手引き」のことで、試験問題の元になっている文章ことです。
市販のテキストは、手引きの文章に沿って書かれているものがほとんどなのですが、
個人的には、手引きの文章プラスもうワンクッションあると理解がしやすいのになと思っています。
その痒いところに手が届くのが、このテキストなんです。
私は7年前の2024年に登録販売者試験を受験したのですが、
勉強をしていてやはり3章の勉強をしている時がいちばんしんどかったです。
当時は試験に関する情報が今ほどなかったので、
大量のカタカナの成分名をどうやって覚えていったらいいのかわかりませんでした。
無理やり語呂合わせを自分で作って覚えていったのですが、
「本当にこの勉強法でいいのか」という不安はずっとつきまとっていました。
しかし、先ほども言ったように情報はなく、
さらに試験までの時間もあまりなかったためゴリ押しで勉強を進めていました(笑)
公式LINEの相談でも、
「3章の勉強を始めたけど、全然覚えられません。頭に入りません」
というお悩みは本当に多いんですよね。
そんな悩みを抱える方に、3章に特化したきくりんさんのテキストはとても役立つと思っています。
きくりんさんのテキストのおすすめポイント3つ
①得点しやすい箇所から効率よく勉強できる
テキストのタイトルにも「得点しやすい薬」とあるように、
手引きの中でも得点しやすい箇所から効率よく勉強できる仕組みになっています。
市販のほとんどのテキストは手引きの文章に沿って構成されていますが、
きくりんさんのテキストは、「絶対に押さえておきたい」医薬品に始まり、
最後に「後回しにしたい」医薬品というようにテキストの中で優先順位が付けられているんです。
例えば、手引きの最初に書かれている「かぜ薬」は、
きくりんさんのテキストでは最後の「後回しにしたい」医薬品で登場します。
風邪にはいろいろな症状がありますが、登録販売者試験の勉強では「鼻に効く成分」「咳に効く成分」というようにそれぞれの症状に効く成分を全部覚えていかなければいけません。
なので、先に個別で学習しておいて、最後に今まで学習したことの集大成として「かぜ薬」を勉強すると効率がいいということがお分かりいただけるかと思います。

私も当時、まだ勉強し始めの訳が分からないときに必死でかぜ薬の成分を覚えていたな…と。
最初で心が折れそうになる方は多いと思いますし、最悪勉強を止めてしまう…なんてこともありますよね。
でも、このきくりんさんのテキストを使えば、こういった最悪の事態は避けられるのではないかなと思います。
②語呂合わせ・イラスト・図解などの覚え方がたくさん掲載されている
きくりんさんの動画は、解説のわかりやすさ、声の聞きやすさはもちろんですが、
楽しく覚えられるように語呂合わせやイラスト、図解などを使っているところが
多くの受験生に支持されている理由だと思います。
その動画での覚えやすさがそのままテキストになった、とイメージしていただければいいかなと思います。
なぜ、勉強において語呂合わせやイラスト、図解が大切なのかというと…
それは「早い段階で無理やりにでも覚えることができる」からです。
これを読んでいる方の中には、「時間をかけて何回もテキストを読んでいれば覚えられる」
と思っている方もいるかもしれませんが、やはり効率が悪いんですよね。
そもそも、テキストを読むだけでその内容を覚えられる天才はなかなかいません(笑)
なので、まずは語呂合わせでも何でもいいから覚えてしまう。
無理やりにでも覚えて、過去問を解いたときに「解ける!」とういう感覚を早めに身につけてほしいんです。
そうすると、勉強のモチベーションが下がらずに済むのではないかと思います。
私は登録販売者試験の勉強をしているときに、「無理やりにでも覚えて早めに問題を解けるようにする」ことを意識していました。
ノートを一冊用意して、そこに語呂合わせやイラストを書きながら覚えるために「まとめノート」を作っていきました。

正直、人様に見せられるような代物ではありません…
こちらのまとめノートに関しては、全ページを動画で紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
まとめノートを作って、とにかく無理やりにでも覚えていったおかげで、
わりと早い段階で過去問が解けるようになっていました。
そうすると、勉強のモチベーションが上がって最後まで勉強を続けていくことができました。
少し話が脱線しましたが…
きくりんさんのテキストは至るところに語呂合わせどの覚え方、イラスト、図解が載っているので、
テキストを読みながら自然に覚えられる、頭に残る構成となっています。
特に、3章に出てくる医薬品の成分はイメージしにくく覚えにくいので、
語呂合わせやイラストで覚えるとかなり楽になると思います。
③漢方薬のまとめ方(カード形式)が素晴らしい
3章に特化したテキストだと聞いて、
「漢方薬や生薬のページはどんな感じだろうか?」と気になっている方も多いかと思います。
3章の中でも、漢方薬と生薬の分野は苦手とする受験生も多いのですが、
今は昔と比べると出題頻度も増えてきており避けては通れない部分でもあります。

なので、今から登録販売者試験の勉強を始める方は漢方薬と生薬の勉強をある程度勉強する必要があるのですが、
きくりんさんのまとめ方はさすがだな!と思いました。
一つの漢方薬がカード形式でまとめられていて、それが症状ごとにまとめられています。
実は、私も同じようなまとめ方を推奨していて(同じと言ってしまうのはちょっとおこがましいのですが…)
漢方薬は表で覚えることをおすすめしています。
私はこのような表を作成しており、表を一枚の絵のようにして覚えるようにしました。
漢方薬まとめノートのデータ(Googleドライブ)
漢方薬は、似たようなものがあったり、足し算のようにこの漢方薬とこの漢方薬を足したらこの漢方薬になったり
それぞれの漢方薬が関連し合っていることが多いんです。
なので、漢方薬同士がどう関係しているかを知っておくと、覚える手掛かりになります。
さらに、きくりんさんのテキストには漢方薬に関連するイラストも載っていて、これが覚えるのにとても役立ちます。
例えば、「虎」が付く漢方薬には虎のイラストが描いてあったりします。
イラストも一緒に覚えておくと、「テキストのあのへんに虎のイラストが描いてあったな~」って思い出すきっかけになるんですよね。
他の市販のテキストと比べて、漢方薬のページが少ないんじゃないかと思うかもしれませんが、
私はこれで十分だと思っていますし、むしろコンパクトにまとまっていて覚えやすいと思います。
漢方薬や生薬の分野に苦戦している方は、ぜひチェックしてみてください。
きくりんさんのテキストの情報はこちらからチェック
「きくりんさんのテキストが気になるけれど、購入するのを迷っている」という方は、以下を参考にしてみてください。
まず、テキストの概要のところでもお話ししましたが、きくりんさんが投稿されたテキストの紹介動画
また、きくりんさんの講義動画をまだ見ていないという方は、見てみるとテキストのイメージがつかめるかなと思います。
あとは、Amazonのレビューは実際に購入した方の意見が参考になるかと思いますので、読んでみることをおすすめします。
これは余裕がある方でいいのですが、書店でパラパラっと見てみるのもいいかなと。
テキストはネットで購入する方も多いかと思いますが、実際に手に取ってみると印象が変わることもありますので、個人的に書店で実際に手に取ってみるのはおすすめです!
(私も、受験した時に書店でテキストを手に取ってから購入しました)
来年度に受験しようと考えている方に、ぜひおすすめしたいテキストです。
よかったら参考にしてみてください!