こんにちは、黒川あさひです。
今回は「令和5年度の登録販売者試験に合格するための勉強法」についてお話ししていきます。
私が登録販売者試験を受験したのは2017年、約5年前です(2022年12月現在)。
受験が終わった後に、これから受験する方の参考になればと思い、ブログに記事を書きました。
そして、「もっと多くの方に自分の勉強法を発信したい」という思いから
2021年の4月に、Youtubeに「登録販売者試験に独学で合格する勉強法」という動画を投稿しました。
これは私の YouTube の一本目の動画です。
ありがたいことに投稿後から多くの方に試聴していただき、現在この動画が一番再生回数が多いです。
今でも多くの方に試聴していただいているのはものすごくありがたいのですが…
この動画は2021年の4月、つまり約1年半前に投稿しています。
さらに言うと私が登録販売者試験を受験した5年前の情報を発信しています。
一言で言ってしまうと、現在の登録販売者試験に対応しきれてないというのが正直なところです。
なので今回は、補足という形で、「令和5年度の登録販売者試験合格できる勉強法」についてお話しさせていただきます。
目次
「過去問」を使う勉強法はもう古い?新しい勉強法とは?
私は、「過去問」を中心に勉強をして登録販売者試験に合格することができました。
これが私の考えでした。
しかし、この考えは「少し偏っているな」と最近気づいたのです。
というのも、過去問以外の教材を中心に勉強をしている方が増えているように感じたからです。
果たして本当に、過去問以外の勉強法が増えているのかを確認するために、Twitter でアンケートを実施しました。
結果の内訳ですが…
- 過去問を使用:47%
- テキストを使用:29%
- その他(動画など)を使用:24%
予想どおり過去問を使用した方が一番多かったのですが、それでも半分ぐらい。
つまり、残り半分の方が過去問以外の教材をメインに使用して勉強していたということがわかりました。
先ほどもお話ししたように、それだけ優秀な教材やコンテンツが増えているということですよね。
ここからは、過去問、テキスト、動画、これらのコンテンツを
登録販売者試験の勉強にどう使ったらよいかというお話をさせていただきます。
①「過去問」をメインに使って勉強する
まず一つ目の過去問です。
これに関しては、「子育てしながら2ヶ月間の独学で【登録販売者試験】に合格した勉強法」の記事でお話ししていることがすべてです。
簡単に言うと、初めから自力で過去問を解くことは難しいので、
テキストを見ながら過去問を解く➡覚えるべきところを見つけてノートにまとめるなりして覚えていく
という勉強法をおすすめしています。
あと、過去問に関してこのような質問をよくいただきます。
「自分が受験する都道府県の過去問は何年ぐらい解けばいいですか?」
「自分が受験する以外の都道府県の過去問を解いた方がいいですか?」
私の考えとしては、
自分が受験する都道府県の過去問:過去3年分
全国の過去問(最新):過去1年分
を解くことをおすすめしています。
2022年3月に手引きの改訂があったので、令和4年度が改定後初めての試験となりました。
特に、令和5年度の試験を受験される方は、令和4年度の問題が特に参考になるかなと思います。
時間がある方は、令和4年度の全国の過去問にひととおり目を通しておくとよいでしょう。
各都道府県の過去問は、都道府県のホームページからダウンロードすることができます。
ダウンロードしてもいいのですが、冊子で購入することもできます。
②「テキスト」をメインに使って勉強をする
次に、2つ目のテキストについてです。
私は受験した当時、テキストをメインに使うことはありませんでした。
過去問を見てわからない部分を、テキストで調べていくというようにサブで使っていました。
私が使用していたのが「7日間で受かる登録販売者テキスト&問題集」というテキストです。
あと、「ユーキャン」のテキストも同じような構成なのですが、この2冊は手引きの内容を綺麗にまとめています。
補足
手引きとは、試験問題の元となる資料で、厚生労働省のホームページで見ることができます。
見ると分かりますが、文章がズラーっと書いてあります。
これを全部覚えていくというのは厳しいということで、手引きの内容を簡潔にテキストにまとめているというわけです。
つまり、今までは「テキスト=手引きをまとめたもの」というイメージが強かったのですよね。
しかし、登録販売者試験のテキストに革命が起こります!
それが、ご存知の方も多い「ズル本」です。
「ズル本」は、もちろん手引きの内容をまとめてはいるのですが、
イラストや図が豊富に載っていて難しい内容を噛み砕いて分かりやすく説明しているのが特徴です。
語呂合わせや覚え方も豊富に載っているので、勉強が苦手な人でもとつきやすいテキストとなっています。
「ズル本」のコンセプトとして、
- 勉強が苦手な方
- 忙しくて勉強時間がなかなかとれない方
- 何が何でも今年合格したい方
という方のために、とにかくポイントを絞って解説をしているということが大きな特徴となっています。
なので、この「ズル本」をメインにして、何回も読んで覚えるという勉強法もありなのかなと私は思っています。
イラストや語呂合わせも載っているので、ある意味これがまとめたノート代わりにもなりますよね。
「ズル本」のテキストをメインに使用するときの注意点
「ズル本」をメインに使用するときの注意点が2つあります。
まず一つが、「ズル本」に過去問は載っていないので、テキストとは別に過去問を解いていく必要があります。
いくらテキストがメインとはいえ、過去問を解くことは登録販売者試験の勉強には必須です。
ただテキストを読むのではなく、アウトプットするということを意識してみてください。
二つ目ですが、「ズル本」は最低限必要なポイントに絞って解説しているため、
マイナーな部分が本番で出題された時に対応できない可能性もあるということです。
「最低限の勉強で合格できればいい」と割り切っている方であれば全然いいのですが、
マイナーなところが問われたときに対応できない可能性もあるということは、理解しておいてほしいなと思います。
③「動画」をメインに使って勉強する
次に、3つ目の動画に関してです。
動画というと、通信講座の講義動画をイメージされる方も多いですよね。
最近は、 YouTubeで登録販売者試験の出題範囲の内容を解説をしている動画が投稿されています。
「耳から聞いて本当に覚えられるの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
動画をメインに勉強して効果があるかどうかは、確かに個人差はあります。
ただ、「テキストを読んでいても頭に入らなかったけど、耳で何回も聞いたら覚えられた」という方もいらっしゃるので、試してみる価値はあると思います。
今年、登録販売者試験に合格された方の中には、「家にいる間は、解説動画をずっと耳で聞いていました」いう方もいらっしゃいました。
動画を視聴するメリットは、他のことをしながらでも、耳で聞いて勉強できるということです。
ワイヤレスイヤホンを使うと、例えば家事しながら、通勤時間、何か他のことをしながら耳で聞くということが可能になります。
机に向かって勉強する時間がなかなか取れないという方には、特におすすめです。
私も約半年前くらいに、ワイヤレスイヤホンを購入しました。
かなり便利だなーと思っていて、例えば夜に子どもが寝たあとに家事するときに音楽聴いています。
音にこだわりがなければ、3000~5000円くらいで購入できるので、よかったら試してみてください。
【補足】「合格体験記」に勉強法のヒントがあるかも
ここまで、過去問、テキスト、動画という3つの勉強法について紹介してきました。
とはいえ、「どの勉強法が自分に合っているのかわからない」という方もいるかもしれません。
そういう方は、「合格体験記」を参考にするのがおすすめです。
特に、最新の試験に合格された方の勉強法を参考にしてもらうのがいいかなと思います。
登録販売者試験対策 YouTuberの「きくりんさん」が、
今年、試験に合格された方にインタビューをした合格体験記の動画を投稿しています。
これは本当に参考になりますので一度視聴してみてください!
動画のURL
記事の内容は、Youtube動画でも試聴できます